HENRY DARGER'S ROOM / 小出 由紀子, 都築 響一
HENRY DARGER'S ROOM / 小出 由紀子, 都築 響一 / IMPERIAL PRESS 2007年 / 200x164mm / 112ページ hardcover / 4,000円(本体価格) ※本の状態:特に大きなダメージはございません。
★コメント:『非現実の王国』を本屋で立ち読みしたのがきっかけでダーガーをチェックするようになり、静謐と混沌が同居したこの写真集に大いに引き付けられました。知られざる引きこもりスーパー・アーティスト:ヘンリー・ダーガーの部屋紹介写真集と言えます。
彼の部屋が教えてくれる「目の前の現実との付き合い方の結果」としての写真は自分にとって、衝撃でした。他人が見ることのなかった部屋だからこそのパンチ力でした。しかし、この本が、彼を知るきっかけのひとつになったのは幸せなことでした。
●書籍の紹介:生前は清掃関係の仕事で辛うじて生活し社会との接点を持つ、半ひきこもり状態で1973年に没した稀代のアウトサイダー・アーチスト、ヘンリー・ダーガーが、人生後半の40年を過ごした部屋の内部写真集。
本書は、20年間以上の時をへだて、二度にわたって撮影されたダーガーの部屋の写真で構成されている。写真家の北島敬三さんは1999年、四方田犬彦氏が「朝日ジャーナル」の取材でダーガー部屋を訪れた際に同行し、撤去されることが決まっていた部屋の最後のようすを撮影した。大家夫人であるキヨコ・ラーナーさんからは、1970年代の古い写真をお借りした。これらはダーガーが亡くなった後、部屋の片付けをする途中で撮影された貴重なものである。
★コメント:『非現実の王国』を本屋で立ち読みしたのがきっかけでダーガーをチェックするようになり、静謐と混沌が同居したこの写真集に大いに引き付けられました。知られざる引きこもりスーパー・アーティスト:ヘンリー・ダーガーの部屋紹介写真集と言えます。
彼の部屋が教えてくれる「目の前の現実との付き合い方の結果」としての写真は自分にとって、衝撃でした。他人が見ることのなかった部屋だからこそのパンチ力でした。しかし、この本が、彼を知るきっかけのひとつになったのは幸せなことでした。
●書籍の紹介:生前は清掃関係の仕事で辛うじて生活し社会との接点を持つ、半ひきこもり状態で1973年に没した稀代のアウトサイダー・アーチスト、ヘンリー・ダーガーが、人生後半の40年を過ごした部屋の内部写真集。
本書は、20年間以上の時をへだて、二度にわたって撮影されたダーガーの部屋の写真で構成されている。写真家の北島敬三さんは1999年、四方田犬彦氏が「朝日ジャーナル」の取材でダーガー部屋を訪れた際に同行し、撤去されることが決まっていた部屋の最後のようすを撮影した。大家夫人であるキヨコ・ラーナーさんからは、1970年代の古い写真をお借りした。これらはダーガーが亡くなった後、部屋の片付けをする途中で撮影された貴重なものである。
