『wij zijn 17』 / Johan van der Keuken / ヨハン・ファン・デル・クーケン
『wij zijn 17』 / Johan van der Keuken / ヨハン・ファン・デル・クーケン / Foci Press(IMA PHOTOBOOKS and POST) 2015/ 160×240mm / 64 ページ / softcover / 3,400円+340円=3,740円 ※状態、特に問題はございません。
★コメント、表紙の女性はクーケンのお姉さんらしいのですが、美しいヒトです。この写真集の中でも一番。当時17歳だったとは思えません。
●説明、出版社情報より。
1955年、17歳のときにファン・デル・クーケンの作品は初めて世に発表されました。『wij zijn 17」(僕たちは17歳)と題された小型の写真集には、彼の友人たちを被写体にしたモノクロ写真で構成されています。
被写体の少年少女たちは、私たちが想定するステレオタイプのハイティーンのイメージからすると、物憂げな表情や醸し出す雰囲気、あるいは喫煙している姿が入り混じっていることもあいまって、ぐっと大人びた印象を受けます。シャッターを押す彼自身が同世代ということもあり、大人には見せない等身大の振る舞いをとらえることができたのでしょう。
大人たちが勝手に思い描くしかるべき17歳の有様とはかけ離れていたことは、その評判を賛否真っ二つに分かつことになりました。作品性の高さを正当に評価する人たちもいる一方で、痛烈な批判が寄せられたり、シニカルなパロディが登場したようです。良くも悪くもセンセーショナルな出来事として受け止められた事実は、オランダの現代写真界において大きな影響力があったことを雄弁に物語っています。
★コメント、表紙の女性はクーケンのお姉さんらしいのですが、美しいヒトです。この写真集の中でも一番。当時17歳だったとは思えません。
●説明、出版社情報より。
1955年、17歳のときにファン・デル・クーケンの作品は初めて世に発表されました。『wij zijn 17」(僕たちは17歳)と題された小型の写真集には、彼の友人たちを被写体にしたモノクロ写真で構成されています。
被写体の少年少女たちは、私たちが想定するステレオタイプのハイティーンのイメージからすると、物憂げな表情や醸し出す雰囲気、あるいは喫煙している姿が入り混じっていることもあいまって、ぐっと大人びた印象を受けます。シャッターを押す彼自身が同世代ということもあり、大人には見せない等身大の振る舞いをとらえることができたのでしょう。
大人たちが勝手に思い描くしかるべき17歳の有様とはかけ離れていたことは、その評判を賛否真っ二つに分かつことになりました。作品性の高さを正当に評価する人たちもいる一方で、痛烈な批判が寄せられたり、シニカルなパロディが登場したようです。良くも悪くもセンセーショナルな出来事として受け止められた事実は、オランダの現代写真界において大きな影響力があったことを雄弁に物語っています。
