建築と暮らしの手作りモダン / アントニン&ノエミ・レーモンド
建築と暮らしの手作りモダン / アントニン&ノエミ・レーモンド / 神奈川県立近代美術館 (編集) / Echelle‐1/美術館連絡協議会 / 2007年発売 / 254 x 188mm / 102ページ / 3,500円+350円=3,850円
※状態、特に問題ありません。
●内容、
旧帝国ホテル設計のため、1921 年にフランク・ロイド・ライトの助手として来日したアントニン&ノエミ・レーモンド夫妻。
日本の伝統の内に「美」を見出した彼らは、自らのバックグラウンドであるヨーロッパやアメリカ的な要素と日本の美的伝統を融合させた、きわめて独創的なスタイルを生み出しました。
約40 年にわたる日本での滞在中に、建築作品はもとより、家具やテキスタイルに及ぶ多くの作品を手がけ、日本の建築界の発展に寄与しました。
所員であった前川國男や吉村順三、ジョージ・ナカシマなどにも多大な影響を与えています。
本書は、アメリカ、ヨーロッパ、日本の研究者により企画された展覧会の<日本版公式カタログ>です。
豊富な図版を中心に、レーモンド夫妻の60 年におよぶ歩みを紹介します。
抜粋
日本との出逢い 1888-1923
アントニン・レーモンドは1888年にボヘミア(現在のチェコ共和国)で生まれ、1910年にニューヨークへ移住した。
工業都市クラドノで育った一家の6人の子供たちは、郊外生活も享受しながら、高い教育を授けられた。少年時代に絵画への興味を抱いたアントニンは、プラハのチェコ工科大学に進学して建築と工学を学ぶ。この時期に彼が体験した、前衛的な美術、デザイン、哲学の白熱した高揚、それに支えられた建築理解は、アントニンをプラハ市内のゴシックやバロックの歴史的建築やチェコの民族的伝統に引き寄せ、歴史的は文脈と最先端の素材や技術を融合させた現代建築の創出へと向かわせた。
※状態、特に問題ありません。
●内容、
旧帝国ホテル設計のため、1921 年にフランク・ロイド・ライトの助手として来日したアントニン&ノエミ・レーモンド夫妻。
日本の伝統の内に「美」を見出した彼らは、自らのバックグラウンドであるヨーロッパやアメリカ的な要素と日本の美的伝統を融合させた、きわめて独創的なスタイルを生み出しました。
約40 年にわたる日本での滞在中に、建築作品はもとより、家具やテキスタイルに及ぶ多くの作品を手がけ、日本の建築界の発展に寄与しました。
所員であった前川國男や吉村順三、ジョージ・ナカシマなどにも多大な影響を与えています。
本書は、アメリカ、ヨーロッパ、日本の研究者により企画された展覧会の<日本版公式カタログ>です。
豊富な図版を中心に、レーモンド夫妻の60 年におよぶ歩みを紹介します。
抜粋
日本との出逢い 1888-1923
アントニン・レーモンドは1888年にボヘミア(現在のチェコ共和国)で生まれ、1910年にニューヨークへ移住した。
工業都市クラドノで育った一家の6人の子供たちは、郊外生活も享受しながら、高い教育を授けられた。少年時代に絵画への興味を抱いたアントニンは、プラハのチェコ工科大学に進学して建築と工学を学ぶ。この時期に彼が体験した、前衛的な美術、デザイン、哲学の白熱した高揚、それに支えられた建築理解は、アントニンをプラハ市内のゴシックやバロックの歴史的建築やチェコの民族的伝統に引き寄せ、歴史的は文脈と最先端の素材や技術を融合させた現代建築の創出へと向かわせた。
