The Hotel Upstairs / 藤部明子
The Hotel Upstairs / 藤部明子 / ステュディオ・パラポリカ / 2003 / 200x200mm / 192p / 英文&和文 / Softcover / 5,000円+500円=5,500円
※状態、特に目立つダメージはございません。
●内容、
サンフランシスコ・ノースビーチにあるレジデンシャル・ホテル「コロンバス・ホテル」で、様々な事情を持ってホテルで暮らしたり過ごす多様な人々のドラマとその様相をまとめた『The Hotel Upstairs』。
サンフランシスコはノースビーチにある何の変哲もない建物の上階部分はコロンバス・ホテルという名のレジデンシャル・ホテルだ。ドアを開けて階段を登れば、そこでは様々な背景を背負った人達の生活が繰り広げられている。
「ここは単なる仮住まいだ。出ていこうと思えば何時でも出ていける」という思いを胸に抱き、また、口にしながらも、何年にも渡ってこのホテルで生活をしている人達。自称アーティストの路上の物売り女、引き蘢りの元ミュージシャン、市内のスープ・キッチンを廻って日々を過ごすゲイの老人、共産主義者の詩人…家を背負って移動するヤドカリを彷佛させる住人達と彼らの部屋、その中に詰まっている彼らの所有物。モノ達は持ち主の物語を強烈に発していた。私はその物語を読むこと、そして、フィルムに定着させることに夢中になっていた。――藤部明子
※状態、特に目立つダメージはございません。
●内容、
サンフランシスコ・ノースビーチにあるレジデンシャル・ホテル「コロンバス・ホテル」で、様々な事情を持ってホテルで暮らしたり過ごす多様な人々のドラマとその様相をまとめた『The Hotel Upstairs』。
サンフランシスコはノースビーチにある何の変哲もない建物の上階部分はコロンバス・ホテルという名のレジデンシャル・ホテルだ。ドアを開けて階段を登れば、そこでは様々な背景を背負った人達の生活が繰り広げられている。
「ここは単なる仮住まいだ。出ていこうと思えば何時でも出ていける」という思いを胸に抱き、また、口にしながらも、何年にも渡ってこのホテルで生活をしている人達。自称アーティストの路上の物売り女、引き蘢りの元ミュージシャン、市内のスープ・キッチンを廻って日々を過ごすゲイの老人、共産主義者の詩人…家を背負って移動するヤドカリを彷佛させる住人達と彼らの部屋、その中に詰まっている彼らの所有物。モノ達は持ち主の物語を強烈に発していた。私はその物語を読むこと、そして、フィルムに定着させることに夢中になっていた。――藤部明子
