Floating / 坂本政十賜
Floating / 坂本政十賜(Masatoshi Sakamoto)/ espace vide / 2006 / 220x282mm / 68p / softcover / 3,000円+300円=3,300円
※状態、角端にスレ、裏表紙左下角に反りはございますが、他に目立つダメージはございません。
●内容、
ディテールから滲み出すその土地の記憶。視覚はそのディテールをなぞるが、染み出す記憶は匂いのように目には見えない。いつしか自分はその只中にいる。便宜的に「記憶」と書いたが、本当のところは「なにものか」だ。その場所で写真を撮り始め、暫くしてずいぶんとシャッターを切ったなと気づくとき、自分はその土地の「なにものか」と共鳴し共感している。自ら目指した訳でもなく、様々な事情に流されて出会った見知らぬ土地を「なにものか」に誘われるままに歩いた。
パリの北東部バンリュー(郊外)は移民が多く暮らす街であることを後に知った。撮影している最中、その土地の置かれた社会的な位置に関しては全く関心は無かったが、その土地の事情も自分が惹かれる時の要素であることを、今は自覚している。
※状態、角端にスレ、裏表紙左下角に反りはございますが、他に目立つダメージはございません。
●内容、
ディテールから滲み出すその土地の記憶。視覚はそのディテールをなぞるが、染み出す記憶は匂いのように目には見えない。いつしか自分はその只中にいる。便宜的に「記憶」と書いたが、本当のところは「なにものか」だ。その場所で写真を撮り始め、暫くしてずいぶんとシャッターを切ったなと気づくとき、自分はその土地の「なにものか」と共鳴し共感している。自ら目指した訳でもなく、様々な事情に流されて出会った見知らぬ土地を「なにものか」に誘われるままに歩いた。
パリの北東部バンリュー(郊外)は移民が多く暮らす街であることを後に知った。撮影している最中、その土地の置かれた社会的な位置に関しては全く関心は無かったが、その土地の事情も自分が惹かれる時の要素であることを、今は自覚している。
